最近、ゲイリートゲオアガマのからしとハバネロが早起きだ。からしに至っては、バスキングライトが点灯する前に起きている。
原因として考えられるのは、斜め下のフトアゴのしょうゆだ。こちらは朝に餌をあげる都合で5時半点灯となっている。高低差もあるから影響は少ないだろうと思っていたのだが、そうでもないのだろうか。しょうゆを飼い始めた頃は早起きする様子もなかったので気にしていなかったのだが。
とはいえ、早起きで困ることはない。今後も続くようならバスキングライトの点灯時間を15-30分程度早めてあげてもいいかもしれない。もう2-3歳のアダルトの個体なので活動時間も短く、早起きすると昼過ぎには寝てしまうことも多いが、仕事から帰ってきてなにかするわけでもないので、彼らの生活リズムが朝方になって一向に構わない。むしろ出勤前に生の姿を見られるのでわたしとしては嬉しいくらいだ。
ただあまりに早起きすぎて、朝餌を交換する際に軽く糞をとったり、散らかされた野菜を回収したりするのだが、そのたびに警戒させてしまうので、なんだか申し訳ない気持ちにさせられる。そんな様子もかわいいけれど、嫌われたくはないのである。
さて、からしとハバネロが我が家にやってきて2ヶ月ほどが経過した。最初は全然餌を食べないので焦ったのだが、紫外線量が足りなかっただけらしく、紫外線量を改善してからは至って順調だ。
ちなみに、一緒に売られていた赤のゲイリートゲオアガマとフトアゴはまだペットショップに残っているが、どちらも2歳を超えるアダルトなので、ゲイリーはともかくフトアゴはなかなか売れないのではないかと心配だ。ペットショップでぬくぬく一生を過ごすのも悪くはないのかもしれないので余計な心配ともいえる。
ゲイリートゲオアガマの飼育情報は世の中に少ない。これは飼い始める時に痛感したことなので、記録がてら少しだけ書いておく。
現在は90×45のケージに2匹を同居させている。シェルターはふたつ用意しているが一緒に寝たり、別々に寝たりしている。最近は別々が多い。2匹はもともと同じケージで飼育されていた個体(ゲイリー3,フトアゴ1で多頭飼育されていた)なのでとくにケンカしてる様子はないが、無言の圧みたいなケンカをするタイプの生き物らしいので、日頃からよく観察して、場合によっては別々にする必要があるそうだ。
砂漠性の爬虫類なので、湿度は30-40%程度と低くし、温度は全体で25-30度程度の勾配をつけ、バスキングスポット直下は55-60度程度。紫外線はかなり強めで、最初ケージの網蓋ごしに当てていたが直に当てた方が断然調子が良い。メタルハライドランプという高紫外線ランプをケージ内に設置しても問題ないらしいが、我が家のはそこまで本格的なライトではなく、通常の砂漠環境系のライトだ。また昼間は明るい方が好みらしいので通常のライトも併用している。なお、ライト類の点灯時間は10時間程度である。我が家の場合は7-17時だ。
砂漠性なので平面的なレイアウトにしがちだが、観察していると色んなところに登るのが好きらしく、我が家は比較的立体的なレイアウトになっている。日向ぼっこの際にはレースのカーテンを2メートルほどよじ登っていたくらいなので、ケージの蓋は閉めるかレイアウトに注意するかしたほうがよい。ヤングのフトアゴのようなジャンプ力はないので手が届かない高さには登れないが、頑丈なしっぽで立ち上がるので本気を出すと結構な高さまで手が届く。床材はウォールナッツサンドだが、使い勝手の良さから人工芝を使うケースも多いようだ。デザートサンドは一番見栄えがよさそうであるが。ちなみに寝床は掘ってつくるので、全体で5センチ程度、シェルター一帯は10センチほどにしている。
餌は基本的には野菜類や果物、豆や種の植物だ。ほうれん草やキャベツはあまり良くないが、基本的に人間の食べる野菜はなんでも食べる。そのほかに豆や種が好きだが、おちょぼ口なのであまり大きいものは好まない様子。食べ物は個体差が大きいらしい。からしは食用菊がすきで豆苗はあんまりたべない。一方でハバネロは食用菊はほとんど食べないが豆苗は比較的食べる。2匹ともレンズ豆をバリバリ食べるのが一番好きだ。ひまわりの種もよく食べる。ただしベビーにはあまり硬いものは良くないそうで、腸や喉に詰まりやすいらしいので注意が必要だ。リクガメフードはふやかしてもふやかさなくても食べる個体が多いらしく、2匹もペットショップでは食べていたらしい。特にリンゴジュースでふやかしたものがすきだったとか。我が家に来てからはフードには全然手を出さない。レンズ豆の嗜好性が半端ないらしい。なお、草食性のトカゲだが、コオロギなど昆虫を食べないわけではない。自然界でも虫やその死骸などを食べていると考えられ、ハバネロは乾燥コオロギを良く食べる。からしはほとんど食べないが、口が小さすぎて食べるのが苦手なようで、嫌いというわけではないようである。そのうち小さいタイプを用意してあげたい。特にベビーのうちはタンパク源のとしてたくさんあげたほうが良いらしい。
餌は基本置き餌だ。食べては動き、食べては動くらしいのだが、我が家の2匹は早い時間にババっと食べて、あとはあまり食べたている様子はない。野菜類は毎日替えている。豆や種はどこに置いてもあちこちに散らかされてしまうのでそのまま放置しているが、ちょこちょこ拾い食いしているので、それでよいらしい。
サプリメント関係はいまのところカルシウムのみである。ビタミン類もあげるべきか悩み中である。
水は不要である、と書いてしまうと反論もあるだろうが、基本的には野菜から水は摂取するので水は置かなくて問題ないらしい。心配ならときどき鼻周りにスポイトで水を垂らすといいが、臆病な性格なので我が家の2匹は近寄らせてももらえない。温浴も便秘でもない限り不要そうだ。脱皮中などはむしろ乾燥しているほうがいいので、温浴は避けたほうがよさそうだ。フケみたいにぱらぱら落ちるが、ゴシゴシ擦れるようなレンガなどのオブジェはケージ内に必須だと思われる。
ここに書いたのは個人的な記録であり、繁殖を想定しない環境だ。また健康な個体の飼育環境である。参考にはなっても頼りにはならない。ゲイリートゲオアガマは痩せるのは早いが立ち直りには時間がかかるのが特徴だ、と言われているので留意されたし。
ちなみに、ここに書いたことのほとんどはビバリウムガイドとレプファンのトゲオアガマ特集により一般的な情報として載っている。繰り返す。ここに書かれているのはあくまで個人の記録である。
最後に2匹の体重の増減を記しておく。
原因として考えられるのは、斜め下のフトアゴのしょうゆだ。こちらは朝に餌をあげる都合で5時半点灯となっている。高低差もあるから影響は少ないだろうと思っていたのだが、そうでもないのだろうか。しょうゆを飼い始めた頃は早起きする様子もなかったので気にしていなかったのだが。
とはいえ、早起きで困ることはない。今後も続くようならバスキングライトの点灯時間を15-30分程度早めてあげてもいいかもしれない。もう2-3歳のアダルトの個体なので活動時間も短く、早起きすると昼過ぎには寝てしまうことも多いが、仕事から帰ってきてなにかするわけでもないので、彼らの生活リズムが朝方になって一向に構わない。むしろ出勤前に生の姿を見られるのでわたしとしては嬉しいくらいだ。
ただあまりに早起きすぎて、朝餌を交換する際に軽く糞をとったり、散らかされた野菜を回収したりするのだが、そのたびに警戒させてしまうので、なんだか申し訳ない気持ちにさせられる。そんな様子もかわいいけれど、嫌われたくはないのである。
さて、からしとハバネロが我が家にやってきて2ヶ月ほどが経過した。最初は全然餌を食べないので焦ったのだが、紫外線量が足りなかっただけらしく、紫外線量を改善してからは至って順調だ。
ちなみに、一緒に売られていた赤のゲイリートゲオアガマとフトアゴはまだペットショップに残っているが、どちらも2歳を超えるアダルトなので、ゲイリーはともかくフトアゴはなかなか売れないのではないかと心配だ。ペットショップでぬくぬく一生を過ごすのも悪くはないのかもしれないので余計な心配ともいえる。
ゲイリートゲオアガマの飼育情報は世の中に少ない。これは飼い始める時に痛感したことなので、記録がてら少しだけ書いておく。
現在は90×45のケージに2匹を同居させている。シェルターはふたつ用意しているが一緒に寝たり、別々に寝たりしている。最近は別々が多い。2匹はもともと同じケージで飼育されていた個体(ゲイリー3,フトアゴ1で多頭飼育されていた)なのでとくにケンカしてる様子はないが、無言の圧みたいなケンカをするタイプの生き物らしいので、日頃からよく観察して、場合によっては別々にする必要があるそうだ。
砂漠性の爬虫類なので、湿度は30-40%程度と低くし、温度は全体で25-30度程度の勾配をつけ、バスキングスポット直下は55-60度程度。紫外線はかなり強めで、最初ケージの網蓋ごしに当てていたが直に当てた方が断然調子が良い。メタルハライドランプという高紫外線ランプをケージ内に設置しても問題ないらしいが、我が家のはそこまで本格的なライトではなく、通常の砂漠環境系のライトだ。また昼間は明るい方が好みらしいので通常のライトも併用している。なお、ライト類の点灯時間は10時間程度である。我が家の場合は7-17時だ。
砂漠性なので平面的なレイアウトにしがちだが、観察していると色んなところに登るのが好きらしく、我が家は比較的立体的なレイアウトになっている。日向ぼっこの際にはレースのカーテンを2メートルほどよじ登っていたくらいなので、ケージの蓋は閉めるかレイアウトに注意するかしたほうがよい。ヤングのフトアゴのようなジャンプ力はないので手が届かない高さには登れないが、頑丈なしっぽで立ち上がるので本気を出すと結構な高さまで手が届く。床材はウォールナッツサンドだが、使い勝手の良さから人工芝を使うケースも多いようだ。デザートサンドは一番見栄えがよさそうであるが。ちなみに寝床は掘ってつくるので、全体で5センチ程度、シェルター一帯は10センチほどにしている。
餌は基本的には野菜類や果物、豆や種の植物だ。ほうれん草やキャベツはあまり良くないが、基本的に人間の食べる野菜はなんでも食べる。そのほかに豆や種が好きだが、おちょぼ口なのであまり大きいものは好まない様子。食べ物は個体差が大きいらしい。からしは食用菊がすきで豆苗はあんまりたべない。一方でハバネロは食用菊はほとんど食べないが豆苗は比較的食べる。2匹ともレンズ豆をバリバリ食べるのが一番好きだ。ひまわりの種もよく食べる。ただしベビーにはあまり硬いものは良くないそうで、腸や喉に詰まりやすいらしいので注意が必要だ。リクガメフードはふやかしてもふやかさなくても食べる個体が多いらしく、2匹もペットショップでは食べていたらしい。特にリンゴジュースでふやかしたものがすきだったとか。我が家に来てからはフードには全然手を出さない。レンズ豆の嗜好性が半端ないらしい。なお、草食性のトカゲだが、コオロギなど昆虫を食べないわけではない。自然界でも虫やその死骸などを食べていると考えられ、ハバネロは乾燥コオロギを良く食べる。からしはほとんど食べないが、口が小さすぎて食べるのが苦手なようで、嫌いというわけではないようである。そのうち小さいタイプを用意してあげたい。特にベビーのうちはタンパク源のとしてたくさんあげたほうが良いらしい。
餌は基本置き餌だ。食べては動き、食べては動くらしいのだが、我が家の2匹は早い時間にババっと食べて、あとはあまり食べたている様子はない。野菜類は毎日替えている。豆や種はどこに置いてもあちこちに散らかされてしまうのでそのまま放置しているが、ちょこちょこ拾い食いしているので、それでよいらしい。
サプリメント関係はいまのところカルシウムのみである。ビタミン類もあげるべきか悩み中である。
水は不要である、と書いてしまうと反論もあるだろうが、基本的には野菜から水は摂取するので水は置かなくて問題ないらしい。心配ならときどき鼻周りにスポイトで水を垂らすといいが、臆病な性格なので我が家の2匹は近寄らせてももらえない。温浴も便秘でもない限り不要そうだ。脱皮中などはむしろ乾燥しているほうがいいので、温浴は避けたほうがよさそうだ。フケみたいにぱらぱら落ちるが、ゴシゴシ擦れるようなレンガなどのオブジェはケージ内に必須だと思われる。
ここに書いたのは個人的な記録であり、繁殖を想定しない環境だ。また健康な個体の飼育環境である。参考にはなっても頼りにはならない。ゲイリートゲオアガマは痩せるのは早いが立ち直りには時間がかかるのが特徴だ、と言われているので留意されたし。
ちなみに、ここに書いたことのほとんどはビバリウムガイドとレプファンのトゲオアガマ特集により一般的な情報として載っている。繰り返す。ここに書かれているのはあくまで個人の記録である。
最後に2匹の体重の増減を記しておく。
11/15 ハバネロ142gからし112g
11/23 ハバネロ142 からし105.5
11/29 ハバネロ142.5 からし112
12/6 ハバネロ152 からし110
12/12 ハバネロ154 からし110.5
12/20 ハバネロ161.5 からし119.5
12/27ハバネロ158 からし117
12/31 ハバネロ161.5 からし119.5
1/10ハバネロ158.5 からし117
1/16ハバネロ160 からし120
以上。
レイアウトとハバネロ。からしはレンガの下でくつろいでいるっぽい。
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