先月末に未消化と思われる糞をしたマモノミカドヤモリのごぼうは、食欲不振のようだったのでしばらく食事を抜いて様子を見ていたが、10日ほどでコオロギに反応を示すようになり食欲は戻ったらしい。このまま調子を取り戻してくれるといいのだけど。

最近はむぎみそ(ニシアフリカトカゲモドキ)が食欲低下中で、これが冬の到来のせいなのか、レオパドライに飽きたせいなのか、それ以外の不調なのか判断できない。
とりあえず次のタイミングで冷凍コオロギを試して反応しないようなら餌の頻度を落とすことを考えよう。いまのところはたっぷりとしっぽに栄養を蓄えているので、しばらく拒食に入っても問題はないはずだ。

最近は晴れている日が多いこともあって、トカゲたちの天日干しをできる日が増えている。とはいえ、あまり頻繁に天日干しするのもストレスになるようなのだ。特にゲイリートゲオアガマは臆病な性格なので、ケージから引っ張り出して日光浴させるわけだが、ケージに戻した後はそのままシェルターに引きこもって、ひどい場合は次の日もまるまる引きこもってしまう。
引きこもっていること自体は大した問題ではないが、予定外に引きこもったり出てきたりすると餌のタイミングがズレて全然食べさせてやれない、という事態になってしまうのが問題である。そういうわけで日光浴のタイミングをうまく調整する必要がある。

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日光浴中のゲイリートゲオアガマ(からしとハバネロ)

リッジテールモニターのうなぎは順調に育っていると思う。今週末が体重測定だ。
まったく成長のペースがわからないので、月にどのくらい体重増加があれば順調な成長なのか判断が難しい。
もともとこのブログを始めたのは、その手の成長を追った記録がなく、苦労をしたのが発端なので、今更焦りはしない。
半年毎くらいの頻度で、体重変動のレポートをしたいと思う。
個体差や環境差があるので、参考以上にはならないだろうが、犬や猫と違って周りに聞くことができる人がいないことが多いだろう爬虫類の情報蓄積は重要だと感じる。

ちなみにゲイリートゲオアガマは去年の冬と夏で体重変動が20-40%くらいあったが、これか平均的な動きなのかはまだわからない。
こうしたデータは蓄積する以外にない。近道はなく、N数は多いに越したことがない。

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右腕の角度が心配なうなぎ(リッジテールモニター)

飼育方法はネット上にたくさんのまとめがあったりするけど、実際には準備段階でしか役に立たない。その方法でうまくいく個体が多い個体ほど飼育方法が確立されている、と思われがちだ。どうしてその飼育方法で確立されているか、にきちんと着目しないと、最終的にうまくいかなかったと嘆くことになるだろう、と自嘲気味に書いておく。