そういえば先日もトカゲが脱走したとニュースがあった。オオトカゲが網戸の外側にへばり付いている姿はなかなか圧巻で、けれど笑い話にはならない光景だった。
逃げ出したのはモニター、つまりはオオトカゲの一種のようだった。モニター特有の長細い舌をしきりに出し入れしている映像が流れていた。
モニターは、爬虫類が苦手なタイプにとってはもっとも苦手とするタイプの爬虫類ではないだろうか。要するに爬虫類らしさの強い種類であると言える。
一方でクレステッドゲッコーのようなタイプは、なんだ爬虫類っていうから、とどことなく肩透かし感のある見た目をしているらしい。要するにこれは体験談である。
爬虫類好きがオオトカゲまで辿り着くのは結局爬虫類らしさ、トカゲらしさを追い求める結果なのかもしれない。
そういうわたしも爬虫類らしさを追い求めてモニターを購入するに至ったのだが、流石に1メートル越えのオオトカゲを飼育する余裕はなく、ドワーフモニターの一種のリッジテールモニターを飼育するに至った。
ドワーフモニターにもストーリーモニターやアケボノモニターなど様々な種類がいて、最初はより小型のアケボノモニターなどに惹かれるところもあったのだが、最終的には流線形の体系のバランスの良さに惹かれてリッジテールモニターに決めた。もちろん、入手難度や価格の問題もあったわけだが。
最初にトッケイゲッコーを飼ってみたいと思ってから何年も経って、ドワーフモニターまで辿り着いたわたしだが、どういうわけかまだトッケイゲッコーには手を出していない。入手難度の最も低いゲッコーとも言える種類なのだが、、、飼っていない理由は色々あるが憧れを憧れとして持っておくのも悪くないと今は思っている。