今朝わさび(ジャイアントゲッコー)に餌をあげた。壁際に張り付いていた朝はたいてい白っぽい体色なのだが、ハンドリングしつつクレスゾルをあげてからケージに戻し、ちょっと目を離した隙に脱皮が始まっていた。脱皮前だと言うのに特に機嫌が悪いわけでも食欲がないわけでもなく、急に始まったらしい脱皮は気づいた頃にはすっかり終わっていた。10分もしないうちに脱皮を完了したらしい。軽くチェックした感じでは脱皮不全もない。飼い始めた当初は毎度爪のところに皮が残ってしまっていたが、今では脱皮もお手のものである。しかし、大きくなった。早くケージを新調してあげたい。もう少しの辛抱である。来週はボーナスである。
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裏から見るわさびは意外と細く見える。


ところで今朝は梅雨らしい雨が降っている。こういう日には紫陽花やかたつむりを見たくなる。と思うが、子どもの頃のようにあちらこちらでカタツムリを見かけるようなことはない。住む場所が変わったせいか、目線が子どものそれではなくなったからなのか、あるいは時代が変わったのか。大人になると子どものころには見えていたものが見えなくなる。わたしたちの脳みそが経験とか先入観といったフィルターをかけてしまう。そういったフィルターの向こうで、世界は、あたりの風景は美しく雨に濡れているだろう。今日はカタツムリを見るだろうか。